リフォーム後では遅い!知らないと損する壁紙選びの4つのポイント!
近年、中古物件を購入する人が増えた影響もあって、自宅をリフォームする人が増えてきた様に思います。
そして、リフォーム後に後悔する確率が高い項目の一つは壁紙です。壁紙は種類も多いため、あまり深く考えずに決定してリフォーム後に後悔した、というパターンが多いのです。
壁紙は部屋や家に与える影響が大きいだけに、慎重に考慮する必要があると言えるでしょう。
ではせっかくのリフォームを成功させるために知っておくべき、壁紙選びの4つのポイントに注目してみましょう。
クロスの種類と特徴、リビング・ダイニングの壁紙の選び方、そしてその他の壁紙の選び方についてです。
1.クロスの種類と特徴
・ビニールクロス
クロスには大きく分けて4つの種類がありますが、一つ目は普及率が90%前後とも言われるビニールクロスです。
種類の多さ、値段の安さ、施工の容易さ、手入れの簡単さなどが大きな特徴となっています。
・織物クロス
二つ目は布で、織物クロスとも呼ばれます。
麻や絹、綿やレーヨンなどが素材として用いられ、人工的ではない自然な雰囲気が特徴です。
壁紙全体に占めるシェア率は決して高くありませんが、その優雅で洗練された質感が大きな魅力です。
・紙壁紙
三つ目は紙壁紙で、パルプやケナフなどを原料とした紙に模様を印刷したものです。
日本の伝統的な和紙もあれば、色やデザインに凝った海外製の輸入物もあります。
アレルギー体質の方でも比較的安心して利用することが可能でしょう。
・その他
そして最後は上記三つに属さないタイプの壁紙です。
木やコルクを利用した木質系壁紙は通気性がよく、暖かみのある雰囲気が特徴です。
更に石、金属、ガラスを素材とした無機質系壁紙は調湿性・防火性が高く、カビも発生しにくい点が特徴です。
2.リビングの壁紙の選び方
リビングは家族が集まったり、お客様をもてなしたりする非常に重要な場所です。
それでリビングの壁紙は、ホッとくつろげる落ち着いたタイプのものを選ぶと良いでしょう。
ホワイト系やベージュ系は開放感を演出する効果もあり、特に人気があります。
更に考慮すべき点は、リビングの使用頻度の高さです。
人が多く集まり長時間滞在するリビングでは、汚れや臭い、湿気に高い壁紙が効果的です。
高機能の壁紙は値段も高めですが、長期的に使用するならば十分に購入する価値はあると言えます。
こうした要素をベースに家具や廊下との配色・統一感を考慮し、壁紙を選択すると良いでしょう。
3.ダイニングの壁紙の選び方
ダイニングも家族が集まり食卓を囲む使用頻度の高い場所です。
また時にはお客様をご招待する機会もあることでしょう。
従ってリビングと同じく、ホッとくつろげる落ち着いたタイプの壁紙がお勧めです。
そしてダイニングは、リビング以上に汚れや臭いにさらされることになります。従って消臭や汚れ防止、抗菌機能がある壁紙が最善と言えるでしょう。
もしダイニングとキッチン、リビングが区切られていないなら、同じ壁紙を使用すると統一感を出すことが可能です。
暖色系の壁紙が食欲を増進させると言われていますが、他の部屋や家具とのバランスを考慮して決定すると良いでしょう。
4.その他壁紙を選ぶ時のポイント
壁紙を選ぶ際、何も考えず闇雲に壁紙を選択すると時間と労力を無駄にしてしまう可能性があります。
それで壁紙を選ぶ際は、まず壁紙を使う場所の目的と役割を元にイメージを思い描き、基本色を決定します。
基本色を決定すると、見本帳ではなく、なるべく大きなサンプルで実際の見え方を確認すると良いでしょう。
テーブルの上と壁では光の加減で見え方が異なってくるので、実際に壁に見本をあて、色を確認するのが最善です。
色が問題なければ、素材や機能、価格に注目し、細かく選定してゆきます。
なお新築とは異なり、リフォームの際は壁紙の厚さや素材にも特に注意すると良いでしょう。
なぜならリフォームは古い壁紙を剥がす必要があるため、壁の下地が新築時ほど平らではないからです。
下地が平らではない場合、壁紙が薄いと凸凹が目立つため、厚手もしくは元々若干凹凸のある壁紙を選ぶと良いでしょう。
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