クロス張替え・壁紙張り替えを自分でやる(DIYの)メリットとデメリット

2019/02/12 内装工事の基礎知識 内装工事の基礎知識 内装工事の基礎知識
カッター

クロスは部屋の雰囲気を大きく左右します。クロスを変えるだけで、まるで別世界になったかのような気分を味わえることでしょう。
近年ではDIY(Do It Yourself)ブームにより、業者ではなく自分でクロスの張替を行う方が急増しています。そのメリットとデメリットは下記の通りです。

1.自分でクロス張替え(DIY)するメリット

■費用が安い

様々な作業において、費用の安さはDIYの最大のメリットといっても過言ではありません。クロス張替えにおいても例外ではなく、業者に依頼するよりも大幅に費用を抑えることが出来ます。
例えば6畳の部屋のクロス張替えを業者へ依頼すると、一般的には4万円~6万円が相場です。これにはクロス代、施工費、養生やごみ処分などの諸経費が含まれています。
しかしDIYの場合ですと、必要な費用はクロス代、工具代のみとなります。これらをセットで購入した場合、6畳の部屋のクロス張替え費用はわずか1万円前後となります。従ってDIYの費用は、業者へ依頼する費用の16%~25%程度となります。
この数字は一例に過ぎませんが、労力を費やす価値は十分にあると言えるでしょう。

■楽しみながら技術を向上させられる

DIYのもう一つのメリットは、作業を楽しみ技術を向上させられるという点です。
クロス張替えにおいても、その過程を十分に楽しめることでしょう。部屋が自分の想像通りに仕上がってゆく様子を実感でき、格別の満足感や達成感を味わえます。もしも他の人と一緒に施工するなら、失敗も成功も共に分かち合い、互いの距離が一層縮まります。
そして培った知識や経験、技術は無駄にはなりません。他の部屋のクロス張替え時や、引っ越しの際、もしくは親族や友人がリフォームをする際などに役立ちます。またDIYでの自信がつくなら、異なる分野においても積極的にチャレンジしてゆくことが出来るでしょう。

2.自分でクロス張替え(DIY)するデメリット

■失敗する可能性があり保証がない

様々な解説書や動画などがありますが、やはりクロスの張替えは素人には容易ではありません。どれほどしっかり準備をしても、技術と経験の不足が失敗という形になって現れる可能性が十分にあります。
良くある失敗はクロスの中に空気が入り込んでしまったり、継ぎ目が目立ちすぎたりしてしまうことです。また天井部分のクロス張りや壁の端の処理などは、素人が綺麗に仕上げることは至難の業です。
下地が平らではない場合は、クロスが凸凹になってしまうことでしょう。また仕上げた後でも剥がれや浮き上がりが生じた場合、自分で対応しなければなりません。業者へ依頼する場合、上述のような心配は一切必要ありません。
専門技術を持つプロが美しく仕上げてくれることでしょう。施工後も一定期間は保証があるため、アフターケアも安心です。

■時間と手間がかかる

失敗するか成功するかに関わりなく、時間と手間がかかる点もデメリットです。下調べを行い、壁を採寸し、クロスを調査・購入し必要な工具を揃えるといった下準備でも一苦労です。
そして実際の施工時には、まず家具を移動させ養生を行います。次いで古いクロスを剥がしますが、これが容易ではなく相当の時間と体力を要します。その後下地を調整し、クロス張り、後片付けといった作業となります。
地域によっては剥がしたクロスは事業用ゴミとして処分しなければなりません。
こうした一連の作業は不慣れな素人ですと非常に時間がかかります。会社勤めの方が週末だけを使って作業するなら、数週間かかってしまうケースもあることでしょう。
そしてこのように多大の時間と手間を費やしても、必ず成功し満足のゆく結果が得られるとは限りません。普段忙しい生

《まとめ》

自分でクロス張替えするのにはメリットもデメリットもあります。
クロス張替えは場合によっては大掛かりな作業になることもありますので、職人にお願いするのと自分で張り替えてみるのではどちらが自分に合っているか事前にしっかり考えてから作業に移りましょう!

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