自分でクロス張替えするには?

2019/02/12 内装工事の基礎知識 内装工事の基礎知識 内装工事の基礎知識
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自分でクロス張替えする時に必要な道具と気をつけたいポイント!

【クロスを自分で貼り替える際に準備しなければならないもの】

クロスの貼り替えには、まず以下のものをホームセンターなどで揃える必要があります。

  • クロス用コーキングボンド
  • クロス用糊
  • 糊付け用ローラーあるいはハケ
  • クロス撫バケ
  • カッターナイフ
  • パテベラ(下地処理用のヘラ)
  • メジャー
  • 脚立(高いところで作業するときに必要)
  • クロス用地ベラ
  • クロス用ローラー
  • 竹ベラもしくはスムーサー
  • クロス用はさみ
  • クロス用下敷テープもしくはジョイントテープ

少なくともこれだけの道具をそろえる必要があります。

カッターやメジャー、脚立などであれば、 すでにお持ちの場合もあるかもしれませんが、それ以外の道具を持っている方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか?

クロス貼り替えを行うためには、これらの道具は必ず必要になってきます。 何とかなるだろうと思って作業を始めたところで、あれがないとかこれがないとかなってしまうと、仕上がりはもちろんのこと、 せっかく買った壁紙を無駄にしてしまうこともあるかもしれません。

【クロスの貼り替えをする前に行っておきたいこと】

道具がそろったらクロスの貼り替え作業ですが、貼り替えるまえに作業をするための下準備が必要です。

1.部屋の準備 

不要なものは移動して、作業ができる空間を確保します。

2.必要なクロス量の計算

部屋の見取り図を作成し、そこに、メジャーなどを使って計測した天井や壁の高さを記入し、必要なクロスの量を計算していきます。

3.作業する壁面の準備

作業を行う壁面にあるコンセントやスイッチのプレートやビス、釘、画鋲などを取り除いていきます。 また、カーテンやカーテンレールも作業前に外し、クロスの貼り替えを行う壁に何もない状態にします。

4.古いクロスを剥がす

古いクロスをカッターで切り込みを入れながらきれいに剥がしていきます。剥がすときに裏紙は残ってしまっても構いませんが、 クロスの表層部が残ってしまった場合には、カッターをつかって剥がさなければなりません。
また、下地を傷めてしまった場合には、クロスパテを使って補修を行い、下地を整えておく必要があります。 古いクロスが残っていたり、下地がデコボコの状態だったりするときれいにクロスを貼り替えることができませんので慎重に作業を行う必要があります。

【クロスの貼り替え時の注意点】

※塗り忘れがないようにクロスに糊を塗りましょう。

古いクロスを剥がしたら、いよいよ新しいクロスへの貼り替え作業になります。まずクロスの裏面にハケやローラーなどを用いて糊を塗布していきます。このとき塗り忘れが無いようにゆっくりと作業をしていきます。

※クロスが曲がってしまっても、貼り直してまっすぐに調整しましょう。

えんぴつなどで印をしてクロスを貼っていく際には、できるだけまっすぐになるように貼っていきます。しかし、自分でやっているとどうしても曲がってしまうことがあります。
クロス用の糊は乾いてしまう前であれば貼り直すことができるので、多少曲がってしまったとしても、もう一度貼り直してまっすぐになるように調整をしていきましょう。

※強く撫ですぎるとクロスが破れてしまいます、力の入れ具合には注意しましょう。

まっすぐにクロスを貼ることが出来たら、クロス用の撫バケで空気を追い出しながらクロスを整えていきます。
このときに撫バケでクロスを強く撫ですぎるとクロスが破れてしまうことがあります。破れてしまうとその部分だけをコーキングなどで補修していくことになり、仕上がりに影響を及ぼすことがありますので、力の入れ具合には十分な注意が必要になります。
ぜひ慎重な作業をして、きれいに仕上がるように作業を進めていきましょう。


「自分で壁紙を張り替えてみたら、上手くいかなかった!」なんてときも、お手伝いさせていただきますので、困ったときは気軽にプロを呼んで下さい🎵

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